在宅医療ってなに?パート2【地域包括ケアシステム編】
こんにちは!ミライズサポートの野田です。
今日は先日の”在宅医療ってなに?【歴史編】”の続きで、
”地域包括ケアシステム”についてご紹介します。
地域包括システムとは、要介護状態の方でも住み慣れた地域や自宅で支援が受けられるよう、
地域内で協力体制を取りましょうという仕組みのことです。
国は、75歳以上の後期高齢者となる2025年を目途に、
地域の自主性や主体性に基づき「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」を
一体的に提供できるよう、図1のようなサービス体制の構築を推奨しています。
それでは、上記のサービスを利用するにはどのような手続きが必要なのか、ご紹介します。
今日は、介護保険のサービスを利用する場合についてです。
①市区町村に申請をします→介護が必要であるかどうか、どの程度の介護が必要であるか確認してもらいます
②市区町村→介護認定審査会の審査・判定結果に基づいて認定→
●要介護―― 身体・精神の障害で、入浴、排泄、食事等の日常生活について一定期間継続して常時介護を要する状態
●要支援―― 一定期間継続して日常生活の基本的な動作について常時介護を要する状態の軽減もしくは悪化の防止に特に資する支援を要すると見込まれ、また日常生活に支障があると見込まれる状態
【介護保険サービスの種類】
①訪問系サービス
・訪問介護・訪問看護・訪問入浴介護・居宅介護支援 など
②通所サービス
・通所介護・通所リハビリステーションなど
③短期滞在系サービス
・短期入所生活介護(ショート)など
④居住系サービス
・特定施設入居者生活介護・認知症共同生活介護など
⑤入居系サービス
・介護老人福祉施設・介護老人保健施設など
このように、様々な種類の介護保険サービスがあります。
次回は、その他の在宅医療についてご紹介いたします☺